クリスティアーン・ティーレマン 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(2020年11月28,29日 ウィーン、ムジークフェラインザール ライヴ録音 Sony Classical)
朝のラジオ番組で1945年、昭和20年の4月30日にアドルフ・ヒトラーが自決し、その十日後にドイツが無条件降伏したと言っていました(あと1999年の同日にカンボジアがアセアンに加盟したとも)。沖縄本島への米軍上陸が1945年4月1日に始まったので、遅まきながら日本もそこで戦争を止めていたらと、後の惨状を知るにつけそう思われて仕方ありません。それから大阪府の幹部(健康医療部の医療監)から保健所へ「高齢者の入院優先順位を下げざるを得ない」というメールが送信されたところ、府の方針と異なる、誤送信だと騒ぎになっているというニュースもありました。どの部分が「誤」送信なのか、本音が、感染具合によっていずれはそうするという策が、バレた漏れたということなのか、文章の作成間違いなのか。
ティーレマン・VPO/2020年
①20分24②16分20③07分32④16分57 計61分13
昨年来オーケストラ、オペラ、舞台の公演が自由にでき難くなり、新譜もなかなか出て来ないかと思っていたら昨年11月にライヴ録音されたティーレマンとウィーン・フィルのブルックナーの第3番が発売となりました。ライヴ録音との表記があるものの演奏終了後の拍手等は入っていません。ティーレマンの過去のブルックナー録音の中でも特にのびのびとした感じで、オーケストラがよく鳴っている録音です。映像ソフトのシュターツカペレ・ドレスデンとの演奏よりも大らかで、より好感がもてました。同じSONY、ウィーン・フィルとのベートーヴェン(演奏会場も同じ)よりも音が良いのではと思います。
同じ第2稿のノヴァーク版を使用した録音は1990年のシノーポリ以降もけっこうありました。ギーレンとアーノンクールが55分程度の合計演奏時間で特に短い他は59~61分程度の間に収まっていて、ティーレマンは61分台です。ギーレンとアーノンクールはどこかで省略をしているのかと思いましたが、各楽章で少しずつ短くなっているのでそうではないようです。前回のウィーン・フィルとの第8番と比べるとあっさりとしていると思います。
初期稿でも1888/89年稿ノヴァーク版でもなく、ティーレマンより年長の世代が使っていた第2稿ノヴァーク版を使用するのは自身のこだわりなのか、解説文を訳せれば何か言及しているかもしれません。ウィーン・フィルとのベートーヴェンも使用楽譜は新しいベーレンライター版ではなかったと指摘されていました。
朝のラジオ番組で1945年、昭和20年の4月30日にアドルフ・ヒトラーが自決し、その十日後にドイツが無条件降伏したと言っていました(あと1999年の同日にカンボジアがアセアンに加盟したとも)。沖縄本島への米軍上陸が1945年4月1日に始まったので、遅まきながら日本もそこで戦争を止めていたらと、後の惨状を知るにつけそう思われて仕方ありません。それから大阪府の幹部(健康医療部の医療監)から保健所へ「高齢者の入院優先順位を下げざるを得ない」というメールが送信されたところ、府の方針と異なる、誤送信だと騒ぎになっているというニュースもありました。どの部分が「誤」送信なのか、本音が、感染具合によっていずれはそうするという策が、バレた漏れたということなのか、文章の作成間違いなのか。
ティーレマン・VPO/2020年
①20分24②16分20③07分32④16分57 計61分13
ティーレマン・SKD/2016年
①21分25②16分35③07分25④15分57 計61分22
ズヴェーデン・オランダRSO/2011年
①22分05②16分02③07分08④14分18 計59分33
ギーレン・南西独RSO/1999年
①18分29②15分43③06分55④14分08 計55分30
アーノンクール・ACO/1994年
①19分29②13分26③07分02④14分37 計54分34
シノーポリ・SKD/1990年①21分08②16分08③07分15④14分40 計59分11
昨年来オーケストラ、オペラ、舞台の公演が自由にでき難くなり、新譜もなかなか出て来ないかと思っていたら昨年11月にライヴ録音されたティーレマンとウィーン・フィルのブルックナーの第3番が発売となりました。ライヴ録音との表記があるものの演奏終了後の拍手等は入っていません。ティーレマンの過去のブルックナー録音の中でも特にのびのびとした感じで、オーケストラがよく鳴っている録音です。映像ソフトのシュターツカペレ・ドレスデンとの演奏よりも大らかで、より好感がもてました。同じSONY、ウィーン・フィルとのベートーヴェン(演奏会場も同じ)よりも音が良いのではと思います。
同じ第2稿のノヴァーク版を使用した録音は1990年のシノーポリ以降もけっこうありました。ギーレンとアーノンクールが55分程度の合計演奏時間で特に短い他は59~61分程度の間に収まっていて、ティーレマンは61分台です。ギーレンとアーノンクールはどこかで省略をしているのかと思いましたが、各楽章で少しずつ短くなっているのでそうではないようです。前回のウィーン・フィルとの第8番と比べるとあっさりとしていると思います。
初期稿でも1888/89年稿ノヴァーク版でもなく、ティーレマンより年長の世代が使っていた第2稿ノヴァーク版を使用するのは自身のこだわりなのか、解説文を訳せれば何か言及しているかもしれません。ウィーン・フィルとのベートーヴェンも使用楽譜は新しいベーレンライター版ではなかったと指摘されていました。